最近よく思うんだけど、Mac使ってると「なんでこれ標準で入ってないの?」って思うような、地味に便利なアプリって結構あるよね。別に派手な機能があるわけじゃないんだけど、日々のちょっとした面倒な作業を、すーっと解決してくれるやつ。
巷には「すごい多機能!」みたいな触れ込みのアプリが溢れてるけど、正直、使い方覚えるのが大変だったり、結局ほとんどの機能を使わなかったり…。でも、今回話したいのはそういうのじゃなくて、もっとシンプルで、インストールしたその日から「あ、これこれ、こういうのが欲しかったんだよ」ってなるような、そんなアプリたち。
僕も今まで、山ほど試しては忘れ去ってきたアプリがあるんだけど、その中で生き残って、今も毎日当たり前のように使ってるやつらがいる。今日は、そういう、あんまり有名じゃないかもしれないけど、マジで一度試してみてほしいMacアプリをいくつか、つらつらと話してみようかなって思う。
一言で言うと、かゆいところに手が届くやつら
これから紹介するのは、どれも一つのことに特化したツールばっかり。学習コストとか、そういう面倒な話は一切なし。あなたのワークフローを邪魔するんじゃなくて、むしろ存在を忘れるくらい自然に、あなたのMacをちょっとだけ賢くしてくれる、そんなイメージ。
メニューバーに住まわせる小さなカレンダー [Itsycal]
これ、わかるかな。カレンダーをちょっと確認したいだけなのに、わざわざカレンダーアプリを開くの、地味に面倒じゃない?Dockから探してクリックして、アプリが立ち上がるのを待って…。
Itsycalは、その名の通り「ちっちゃいカレンダー」。メニューバーに常駐してくれて、クリックするだけで今月の日付がパッと見れる。それだけ。でも、それがいい。作業の邪魔をせずに、今日の曜日とか、来週の火曜って何日だっけ?みたいなのが一瞬でわかる。もちろん、簡単な予定の追加もできるけど、僕が気に入ってるのは、その「見るだけ」の手軽さ。もう、これがないと落ち着かないレベル。
ログイン不要、Wi-Fiだけでファイル転送 [LocalSend]
友達や同僚にファイルを送るとき、どうしてる?AirDrop?あれ、相手がWindowsとかAndroidだと詰むよね。じゃあLINEとかSlack?ちょっとしたファイルならいいけど、大きい動画とかだと面倒。クラウドストレージ?一回アップロードして、共有リンク作って…って、手間じゃない?
LocalSendは、同じWi-Fiネットワーク内にいるデバイス同士なら、OS関係なく、ドラッグ&ドロップでファイルを送れるっていう、ただそれだけのアプリ。iPhoneでもAndroidでもWindowsでもMacでもOK。インターネット接続も、アカウント登録も、広告も一切なし。マジで楽。カフェとかで「あ、このファイル今すぐ欲しい」って言われた時に、一瞬で送れる。これは革命だと思う。
大量のファイル名を一瞬で変える [Transnomino]
デジカメで撮った写真とか、ダウンロードしたファイルとか、「IMG_4822.JPG」みたいな意味不明な名前が何十個も並んでるの見ると、もう、それだけでやる気なくさない?一個一個手作業で「京都旅行_01.jpg」「京都旅行_02.jpg」…とかやってたら、日が暮れちゃう。
Transnominoは、そういうファイル名のルールを決めて、一括でリネームしてくれるアプリ。例えば「ファイル名の頭に『2024-07-』を追加して、後ろに連番をふる」とか、「ファイル名に含まれる『_copy』っていう文字を全部消す」とか。そういうのをGUIでポチポチ設定できる。デザイナーとか写真整理する人だけじゃなくて、意外と誰にでも役立つ瞬間があるはず。
ChatGPT、ブラウザ開かずに呼び出す [ChatGPT for Mac]
もうChatGPTはみんな知ってると思うけど、公式のMacアプリがあるのは意外と知らない人もいるんじゃないかな。これの何がいいって、いちいちブラウザのタブを開かなくても、ショートカットキー一発で呼び出せるところ。
何か文章を書いてて、「この表現、もうちょっと良くならないかな」とか、コード書いてて「この関数の意味なんだっけ」って思った瞬間に、パッと呼び出して聞ける。この「思考が途切れない」感じがすごく重要で、作業効率がめちゃくちゃ上がる。デスクトップに、いつでも話しかけられる賢い相棒がいる感じ。
で、結局どれがどう便利なの?
ちょっといくつか紹介したけど、ここで一旦、僕が特に「これに置き換わる」って感じてるアプリを比べてみようか。どういう人におすすめかっていうのも、個人的な感想だけど、まとめてみる。
| アプリ名 | これの代わりに使える | 特にこういう人におすすめ | |
|---|---|---|---|
| [Itsycal] | 標準カレンダーアプリ、Fantastical(見るだけなら) | 複雑なスケジュール管理は不要で、とにかく「今日って何日?」「来週の月曜は?」を秒で確認したい人。マジで「見るだけ」でいいなら最強。 | |
| [LocalSend] | AirDrop、クラウドストレージ(Dropbox, Google Drive)、LINEのファイル送信 | OSが違うデバイス(MacとWindowsとか)間で、頻繁にファイルをやり取りする人。インターネットがない環境でも使えるのがミソ。 | |
| [ImageOptim] | Photoshopの「Web用に保存」、オンラインの画像圧縮ツール | ブログ書く人、Webサイト作る人、メールでよく画像を送る人。品質をほぼ落とさずにファイルサイズを軽くしてくれるから、ページの表示速度とかにも効いてくる。ドラッグ&ドロップだけってのが最高。 |
よく使う設定に一瞬でアクセス [OnlySwitch]
ダークモードのオンオフとか、デスクトップのアイコンを一時的に全部隠すとか、マイクをミュートするとか。そういうシステム設定って、いざやろうとすると「あれ、どこだっけ?」ってなりません?システム設定の中を毎回探すの、結構ストレス。
OnlySwitchは、そういう「よくやる操作」のスイッチをメニューバーにまとめてくれるアプリ。自分で表示するスイッチをカスタマイズできるから、「プレゼン前にやることリスト」みたいに、特定のスイッチだけ集めておく、なんてこともできる。これも、あるとないとじゃ大違い。
画像の品質を落とさずにサイズを小さくする [ImageOptim]
ブログ書いたり、Webサイト作ったりする人には、もう絶対入れてほしいアプリ。画像をそのままアップロードすると、ページの表示がめちゃくちゃ重くなる原因になる。かといって、圧縮しすぎて画質がガビガビになるのも嫌だよね。
ImageOptimは、そこに画像をドラッグ&ドロップするだけで、画質の劣化をほとんど感じさせずに、ファイルサイズだけをぐっと軽くしてくれる。難しい設定は一切なし。ただ放り込むだけ。この手軽さが本当に素晴らしい。Web関係者じゃなくても、メールに写真を添付するときとかにも役立つよ。
ターミナルの黒い画面をボタン一つで [HyperDuck]
これはちょっとマニアックかもしれないけど…。ターミナル(あの黒い画面ね)で特定のコマンドをたまに実行する人、いませんか?毎回あの長いコマンドを思い出したり、コピペしてきたりするの、面倒だよね。
HyperDuckは、そういうターミナルコマンドを、クリックできるボタンに変えてくれるアプリ。例えば「ワンクリックで特定のサーバーに接続する」とか「このフォルダ内の不要なファイルを一括削除する」みたいなスクリプトを登録しておける。プログラミングの知識がなくても使えるから、黒い画面に抵抗がある人にこそ試してみてほしい。
画像の中の文字をコピーする [Grab2Text]
スクリーンショットとか、スキャンした書類の画像を見て、「あー、この文章、テキストで欲しいのに!」って思うこと、絶対あるはず。それを手で打ち直すのは、時間の無駄でしかない。
Grab2Textは、まさにそのためのアプリ。ショートカットキーを押して、画像の中のテキストをドラッグで囲むだけ。それだけで、画像内の文字をクリップボードにコピーしてくれる(OCRってやつだね)。精度もかなり高い。学生のレポート作成とか、資料から文字を引用したいときに、これがあるとないとで作業時間が全然変わってくる。正直、なんでこれが標準機能じゃないのか不思議なくらい。
絵文字を爆速で入力 [Rocket]
Slackとかでは `:`(コロン)に続けて文字を打つと絵文字候補が出てくるけど、あれをMacのどこでも使えるようにするのがRocket。例えばメモアプリで文章を書いてて、「:smile:」って打つと「😄」に変換してくれる。
いちいち絵文字パネルを開いて、大量の絵文字の中から探す手間がなくなるだけで、文章を書くリズムが崩れない。これ、一回慣れると、もう元には戻れない。カスタム絵文字も登録できるから、よく使う顔文字とかを登録しておくのも便利。
スクリーンショットをプロ並みに [CleanShot X]
Mac標準のスクリーンショット機能(Shift+Cmd+3とか4とか)も悪くないんだけど、「もうちょっと…あと一歩何かしたい」ってとき、あるじゃん?例えば、長いWebページ全体を一枚の画像として撮りたいとか、録画した画面の一部にモザイクをかけたいとか。
CleanShot Xは、そういう「かゆいところ」に全部手が届く、スクリーンショットの全部入りみたいなアプリ。スクロールキャプチャ、画面録画(GIFも作れる)、簡単な注釈や矢印の追加、機密情報を隠すためのぼかし機能…とにかく機能が豊富。でもUIはシンプルで分かりやすい。何かを説明するチュートリアルを作ったり、サポートで画面を共有したりする人には、もう手放せないツールになると思う。
あ、そういえば、こういうアプリってMacのApp Storeにあるとは限らないんだよね。公式サイトから直接ダウンロードしたり…。そうそう、[Setapp]みたいなサブスクサービスに入ってることもある。Setappってウクライナの会社がやってるサービスで、月額を払うと色んな有料アプリが使い放題になるやつ。App Storeで一つ一つ買うのとはまた違うモデルだね。どっちがいいかは人によるけど、こういう選択肢があるって知っておくだけでも面白いよね。
いくつか試して、しっくりくるものを見つけてみて
今日紹介したアプリは、正直、見た目が派手だったり、YouTubeですごいレビューされたりするようなタイプじゃないかもしれない。でも、日々のPC作業の中で、確実にあなたの時間を数秒、数分と節約してくれるはず。その積み重ねが、結構大きいんだよね。
全部入れる必要は全然なくて、この中の一個でも「あ、これ自分のためのアプリだ」って思えるのがあったら嬉しいな、って感じ。気になったものがあったら、ぜひ一度試してみて。
で、あなたの「隠れ神アプリ」は?
もし「これがないと無理!」っていう、あんまり有名じゃないけど手放せないMacアプリがあったら、ぜひコメントで教えてほしい。きっとまだ僕らが知らない、素晴らしいツールがたくさん眠ってるはずだから。みんなで発掘したいな。
