最近よく考える、旅行の計画。正直、アプリが多すぎてどれを使えばいいか分からなくならない?
結局、全部入れても使わないし、スマホが重くなるだけ。だから、自分なりに「この場面ならこれ」っていうのをメモ代わりにまとめてみる。誰かの参考になれば。
TL;DR
最強のアプリは一つじゃない。状況に応じて使い分ける「アプリの組み合わせ」こそが最強。特に、航空券、宿、現地の交通、この3つをどう組み合わせるかがキモ。
まず、どのアプリが何をするのか?ざっくり分類
旅行って、フェーズがあると思うんだよね。計画してる時、現地に着いてから、そして現地で何かを体験する時。それぞれで必要な道具は違う。
- 計画フェーズ:航空券と宿。これが決まらないと始まらない。Skyscanner, Hopper, Airbnbあたりが主役。
- 現地フェーズ:移動と情報収集。迷子にならないため、美味しいご飯にありつくため。Google Maps, Citymapper、そして日本の「乗換案内」が重要。
- 体験・その他フェーズ:言葉の壁、お金の計算、思い出作り。Google Translate, XE Currency, TripAdvisorとか。
この分類で考えると、少しはスッキリするはず。
計画フェーズ:旅の骨格を作るアプリ
ここが一番楽しいけど、一番めんどくさい部分。でもね、ここで手を抜くと後で泣きを見る。
Skyscanner:これはもう定番中の定番。でも大事なのは「どこでも」検索機能。出発地だけ入れて、目的地を「どこでも」にすると、安い順に行き先がずらっと出てくる。次の旅行先が決まってない時に、眺めてるだけで楽しい。正直、これで旅を決めることも多い。
Hopper:飛行機のチケットって、買うタイミングが難しいじゃない?Hopperは「今買うべきか、待つべきか」を予測してくれる。AIが過去の価格データを分析してるらしい。まぁ、100%当たるわけじゃないけど、大きな判断材料にはなる。見てるだけでも面白い。
Airbnb:ホテルもいいけど、もっとローカルな体験がしたいならこれ。アパートの一室から、ツリーハウスみたいな変わった宿まで。あ、そうだ、Airbnbはただの宿泊予約サイトじゃない。「体験」を予約できるのがすごくいい。ローマでパスタ作りを習ったり、ベルリンでストリートアート巡りをしたり。ただ、日本で使う場合は注意が必要。いわゆる「民泊新法」っていう法律があって、営業できる日数とかに制限があるから、予約する時はその辺のレビューもちゃんと確認したほうがいいかも。
現地フェーズ:迷子とサヨナラするためのアプリ
現地に着いてからが本番。スマホのバッテリー残量が命綱になる時間。
Google Maps:これも説明不要レベルだけど、意外と使いこなせてない機能が多い。特に「オフラインマップのダウンロード」は絶対にやっておくべき。海外でネットが繋がらない場所でも、GPSさえ掴めれば現在地がわかる。これだけで安心感が全然違う。レストランの評価見たり、交通機関のルート調べたり、もう何でも屋だよね。
でも、日本の電車は話が別。正直、Google Mapsの乗り換え案内は、日本の複雑な鉄道網だとちょっと弱い時がある。特に、何番線ホームから発車するか、とか、どの車両に乗れば乗り換えがスムーズか、とか。そういう細かい情報は、やっぱり日本のアプリが強い。
だから、日本国内の移動、特に都心部では「乗換案内」[Jorudan] や「NAVITIME」みたいな国産アプリと併用するのがベスト。これは海外の友達が日本に来た時にも必ず教えるポイント。
Citymapper:じゃあ海外の都市では?ってなると、Citymapperがめちゃくちゃ便利。ロンドン、パリ、ニューヨークみたいな大都市限定だけど、その分情報がすごく細かい。バスが今どこを走ってるとか、地下鉄の遅延情報とか、リアルタイム性が高い。あと、Uberやシェアサイクルまで含めたルートを提案してくれるのが面白い。
シーン別:どのアプリを使うべきか?
結局、どのアプリがいいの?って聞かれることが多いから、個人的な使い分けをまとめてみた。異論は認める。
| こんな時… | おすすめアプリ | 一言コメント |
|---|---|---|
| とにかく安く航空券を探したい | Skyscanner | 「どこでも」検索が神。暇な時に見てるだけで楽しい。 |
| 航空券の買い時がわからない | Hopper | あくまで参考だけど、背中を押してくれる感じ。待つべきか、買うべきか。 |
| 日本の複雑な電車乗り換え | 乗換案内 [Jorudan] | Google Mapsよりこっち。ホーム番号とか、細かい情報が本当に助かる。これ常識。 |
| 海外の大都市で公共交通を使いこなしたい | Citymapper | 対応都市なら最強。リアルタイム情報がすごい。バス停で待つ時間が減る。 |
| ネットが繋がらない場所に行く予定がある | Google Maps | 行く前にオフラインマップのダウンロードは絶対。マジで。忘れると死ぬ。 |
| 現地の人みたいな体験がしたい | Airbnb (体験) | ただの宿探しアプリじゃない。料理教室とか街歩きとか、こっちが本体かも。 |
あると地味に助かる、その他のアプリ
メインじゃないけど、入れておくと精神的に楽になるアプリたち。
Google Translate:これも定番。でも最近の進化はすごい。特にカメラ機能。メニューとか看板にかざすだけで翻訳してくれる。精度はまぁまぁだけど、意味はだいたいわかる。会話モードも、完璧じゃないけど、伝えたいことは伝わるレベル。コミュニケーションの最初のきっかけとして最高。
TripAdvisor:世界最大の口コミサイト。レストランから観光地まで、レビューの量が圧倒的。ただ、評価の星の数だけを鵜呑みにするのは危険。正直、サクラっぽいのもあるし。大事なのは、自分と似たようなタイプの旅行者のレビューを見つけること。「子連れ」「一人旅」「安さ重視」みたいなキーワードで絞り込むと、有益な情報が見つかりやすい。
XE Currency:通貨計算アプリ。これ、何がいいってオフラインで使えること。ネットが繋がらない市場の屋台とかで、「これって日本円でいくらだっけ?」って時にサッと計算できる。それだけなんだけど、それがすごく大事。
よくある失敗と対策
アプリは便利だけど、頼りすぎると痛い目を見る。自分への戒めも込めて。
- 失敗1:1つのアプリを信じすぎる。特に地図。Google Mapsが最短ルートって言っても、実際は工事中だったりする。複数の情報源を持つ意識が大事。
- 失敗2:オフラインの準備を忘れる。さっきも書いたけど、オフラインマップと、いざという時のための情報(ホテルの住所とか)のスクリーンショット。これを怠ると、スマホがただの文鎮になる。
- 失敗3:バッテリー切れ。地図アプリも翻訳アプリも、ガンガン電池を食う。モバイルバッテリーは必須。もはや体の一部。
- 失敗4:現地のアプリを調べない。交通機関や配車サービスなんかは、その国独自の最強アプリがあったりする。Grab [東南アジア] とか。出発前に「[国名] travel app」でググる一手間が後で効いてくる。
まとめというか、最後に思うこと
ここまで色々書いたけど、結局、完璧な万能アプリなんて存在しないんだよね。それぞれのアプリの長所と短所を理解して、自分だけの「アプリセット」を構築していく感覚が大事なのかなって思う。
一番の旅のツールは、結局のところ、好奇心とちょっとした準備。アプリはそれを手助けしてくれる、あくまで「道具」なんだろうね。
さて、次はどこへ行こうか。
ここで質問なんだけど、みんなが「これがないと旅できない!」っていう、ちょっとマニアックなアプリって何かある? よかったらコメントで教えてほしい。次の旅の参考にしたいから。
