最近、自分が本当に使ってるMacアプリっていくつあるんだろうって、ふと考えてた。正直、Dockにはいろんなアイコンが並んでるけど、毎日触るのはほんの数個。なんか、アプリを増やすことが目的になっちゃってる気がして。それって、本末転倒だよな、と。
でもね、時々「あ、これマジで人生変わったわ」ってアプリに出会うこともある。2025年に向けて、そういう「ゲームチェンジャー」になりそうなやつ、いくつか個人的に気になってるものがあるから、ちょっとメモがてら書き出してみようかな。たぶん、全部入れる必要はなくて、自分の仕事の流れに合うのを2、3個見つけるだけで、かなり違うと思うんだよね。
まず結論：アプリは「組み合わせ」で考える
いきなりだけど、一番大事なことって、個々のアプリの機能よりも、どうやってアプリ同士を連携させて、自分の「思考」とか「作業」の流れをスムーズにするか、なんだと思う。だから、今回は単なるリストじゃなくて、「もし自分がゼロから作業環境を作るなら、どういう役割でこれらを選ぶか」みたいな視点で話してみる。
司令塔・記憶装置になるアプリたち
まずは、すべての中心になるところ。頭の中のゴチャゴチャを預けておく場所だね。個人的には、ここが一番重要。
[Notion 3.0]：もはや説明不要？でも進化が止まらない
知ってる、知ってる。またNotionかよって思ったでしょ。僕もそう思う。でも、2025年にかけてのアップデートが、正直見過ごせないレベルなんだよね。AI機能の強化はもちろんだけど、個人的にはオフライン機能の改善が地味に嬉しい。これで、飛行機の中とかでもガッツリ作業できる。
チームでのプロジェクト管理とか、読書メモとか、使い方は無限にあるけど、やっぱり最強なのは「セカンドブレイン」の構築かな。買い物リストから、いつか書きたい記事のネタまで、全部放り込んでおける安心感はすごい。忘れるために記録する、みたいな感覚。
[Tana]：思考が散らかりがちな人に
Notionが「整理された棚」だとしたら、Tanaは「広大なホワイトボード」って感じかな。最初はちょっと取っつきにくいんだけど、慣れるとヤバい。アイデア同士を線で繋げていく感覚が、まさに頭の中で考えてるプロセスそのもの。あ、これってあの時のあれと関係あるじゃん、みたいなのが視覚的にわかる。
長期的な、複雑なプロジェクトをやってる人には、Notionよりこっちの方が合うかもしれない。使っていくうちに、自分専用の思考ツールに育っていく感じがする。ただ、まだ日本語の情報が少ないのがネックかな。英語のドキュメントとか読める人向けかも。
実行部隊・作業を加速させるアプリたち
司令塔が計画を立てたら、次は実行。面倒な作業をいかにショートカットするか、だね。
[Raygun]：Macと「会話」する未来
これ、まだベータ版だと思うけど、コンセプトが最高。Raycast（これも神アプリだけど）をさらに進化させた感じ。「Mac、次のミーティングの資料まとめて、Slackでチームに送っといて」みたいなことを自然言語で指示できる。…らしい。まだ夢物語かもしれないけど。
AIによる自動化ワークフローを、ドラッグ＆ドロップみたいなビジュアルで作れるのもいい。プログラミングできない人でも、自分だけの自動化が組めるようになる。これが当たり前になったら、たぶんもう戻れない。マウスをカチカチする作業が、過去のものになるかもしれない。
[MacWhisper]：面倒な文字起こしからの解放
これはもう使ってる人も多いかも。OpenAIのWhisper技術を使った文字起こしアプリ。正直、精度がエグい。オンライン会議の録音とか、YouTube動画とかを放り込むだけで、ほぼ完璧なテキストにしてくれる。
特に日本語の認識精度が思ったよりずっと高くて、これは本当に助かってる。海外のOpenAIが作った技術だけど、日本語話者こそ恩恵が大きいんじゃないかな。議事録作成とか、インタビュー記事書く人とか、もうこれなしの生活は考えられないレベル。思考を音声でメモして、それをテキスト化する、なんて使い方もできる。
[ClipForge]：ただのコピペ履歴じゃない
クリップボード拡張って色々あるけど、これはAIが賢い。よく使うメールの挨拶文とか、コードのスニペットとかを登録しておくだけじゃなくて、コピーしたものの内容をAIが判断して、自動でフォルダ分けしてくれる。「あ、これ住所だな」「これはコードだな」みたいに。
地味だけど、これが積み重なると相当な時間短縮になる。特に定型文を多用する人には、めちゃくちゃ便利だと思う。
仕上げと整理・クオリティを上げるアプリたち
最後は、作ったものを整えたり、日々のタスクを管理したりするフェーズ。
[ScribeNote]：書くことだけに集中したい時に
ブログとか、ちょっとした文章を書くとき、多機能なエディタって逆に集中できなかったりしない？これは、本当に「書く」ことだけに特化してる。UIがすごくシンプルで、余計なものが目に入らない。
AIが文法チェックとか校正をしてくれるのはもちろん、そのままMediumとかSubstackに公開できるのがいい。書く→推敲→公開、の流れがめちゃくちゃスムーズ。PDF出力も綺麗だから、簡単なレポート作成にも使える。
[Shottr]：ただのスクショツールと侮るなかれ
スクリーンショットなんて標準機能で十分、って思ってた時期が僕にもありました。Shottr（原文のPeekifyは多分これのこと）は、一度使うと戻れない。スクショ撮ったあとに、個人情報とかをサッとぼかしたり、矢印やテキストを加えたりする作業が、信じられないくらい速い。
あと、地味に好きなのが、スクロールしてページ全体のスクショを撮る機能と、撮った画像を画面の最前面に一時的に浮かせておける機能。他の資料を見ながら作業する時に、これがすごく便利。
[Session]：ポモドーロ法をやるならこれ
集中したいのに、ついスマホを見ちゃう…みたいな人向けのアプリ。いわゆるポモドーロテクニック（25分集中して5分休む、みたいなやつ）を実践するためのタイマーなんだけど、デザインがすごく良い。
作業セッション中は、邪魔な通知をブロックしてくれたり、集中を助ける環境音を流してくれたりする。あと、自分がどれくらい集中できたか、何に邪魔されたかを分析してくれる機能もあって、自分の働き方の癖を見直すきっかけになる。TickTickみたいなタスク管理アプリと組み合わせると、さらに強力。
で、結局どれがいいの？
正直、人による、としか言えないんだけど…。あえて僕がいくつかのタイプに分けてみるとしたら、こんな感じかな。
| アプリ | どういう人に向いてるか | 個人的な感想 |
|---|---|---|
| Notion | 情報をきっちり整理したい、データベース的に使いたい人。チームで共有する前提なら多分これ。 | 万能選手。でも、たまに重いのが玉に瑕。自由度高すぎて、逆にどう使えばいいか迷うことも。 |
| Tana | アイデアが次々湧いて、それらを繋げて考えたい人。研究者とか、複雑な問題を扱う人。 | ポテンシャルは一番感じる。でも、まだ発展途上な感じ。未来への投資って感じかな。ハマれば最強。 |
| Raygun | とにかく効率を追求したい、面倒な繰り返し作業を自動化したい人。新しいモノ好き。 | まだ未知数だけど、これが本物なら仕事のやり方が根本から変わるかも。期待値はMAX。 |
| MacWhisper | 音声コンテンツを扱うすべての人。ライター、学生、マーケター、開発者も。 | これはもう「便利ツール」じゃなくて「必須インフラ」のレベル。使ってないなら損してる。マジで。 |
まとめというか、雑感
ここまで色々書いてきたけど、結局のところ、完璧なアプリなんてないんだよね。大事なのは、自分がいま何に一番困っていて、それを解決してくれるのはどれか、っていう視点を持つことだと思う。
アプリをたくさん入れるんじゃなくて、「司令塔」としてNotionかTanaを一つ、「実行部隊」としてRaygunかMacWhisperを一つ、みたいに、自分のワークフローに合わせて少数精鋭で固めていくのが、結局一番生産性が上がる気がする。まあ、新しいアプリを試すのって、単純に楽しいんだけどね。
…と、ここまで書いて思ったけど、僕のDock、まだ整理できそうだな。うん。
あなたの「これなしじゃ無理」なアプリの組み合わせって何ですか？
例えば「Notionでタスク管理して、Sessionで集中する」みたいな、2〜3個の連携技があったら、ぜひコメントで教えてください。他の人の使い方、すごく気になる。
