いきなり結論から言うと…
サイトの内部リンクって、要は「Googlebotっていう巡回ロボットのための道案内」なんだよね。🤔
新しいページ作っても、そのページへの道がどこからも繋がってないと、Googlebotは見つけられない。ずっと気づかれないまま…なんてことも。だから、大事なページにはちゃんと道を引いてあげて、逆に「こっちは来なくていいよ」っていう道は、ちゃんと塞いであげることが大事。それだけなんだけど、意外と奥が深いんだよね、これが。
実際、Googlebotは迷子になりやすい
これ、あんまり知られてないかもだけど、Googlebotって結構簡単に迷子になる。特に、サイトが大きくなってくるとね…。 例えば、ECサイトの絞り込み機能とか。色とかサイズとかで絞り込むたびに、新しいURLがどんどん自動でできちゃう。?color=redとか?size=Mみたいなやつ。
人間には同じページに見えても、URLが違うからGooglebotは「お、新しいページだ!」って全部見に行こうとしちゃう。で、似たようなページばっかり延々とクロール(巡回)して、疲れ果てて帰っちゃう。本当に見てほしい大事な新商品のページまで辿り着けずに…。これを「クロールバジェットの無駄遣い」って言ったりする。 ちょっとかわいそうだけど、サイト運営者としては笑えない話。💧
自分のサイトがどうなってるか気になるなら、サーバーのログファイルを見てみるといいかも。Googlebotがどのページに来てて、どのページでエラーになってるか、全部記録されてるから。ちょっと専門的だけど、宝の地図みたいで面白いよ。
じゃあ、どうやって道案内する?
まあ、基本的な話からすると、サイトの構造をシンプルに保つのが一番。 よく言われるのが「トップページから3クリック以内でどのページにも行けるようにする」ってやつ。 深い階層を作らずに、なるべく浅い構造にするのが理想。…とは言っても、サイトが大きくなると、そうも言ってられないよね。
そこで大事になるのが、「リンクの取捨選択」。
- 大事なページへは積極的にリンクを貼る:当たり前だけど、新商品とか、一番読ませたい記事とか。トップページや、関連する記事からしっかりリンクを繋いであげる。
- どうでもいいページへはリンクしない、させない:ここが結構ポイント。例えば、検索結果の0件ページとか、利用規約とか、ログインページとか…。 そういうページにまで、あちこちからリンクを貼る必要はない。むしろ、そういうページへのリンクを外すことで、Googlebotが重要なページに集中できるようになる。
つまり、足し算だけじゃなくて、引き算も大事ってこと。必要な道を整備して、不要な道は閉鎖する。街づくりと一緒かも。🤔
サイトの種類によっても違うよね
もちろん、どんなサイトかによって最適な戦略は変わってくる。
例えば、さっきも出たECサイト。絞り込み機能で生まれる無数のパラメータ付きURLは、本当に悩みのタネ。 Googleの公式ブログ(Search Central)とか見ると、こういう重複コンテンツはちゃんと整理してね、って書いてある。 日本のECプラットフォームって、結構この問題が起きやすい構造だったりするみたいで、特に小規模なストアだと気づかないうちに対応が遅れちゃう…なんて話も聞く。 こういう場合は、`rel="canonical"`タグを使って「こっちが本物のページですよー」ってGoogleに教えてあげたり、`robots.txt`で「このURLパターンはクロールしなくていいですよー」って伝えたりする対応が必要になる。
一方で、ニュースサイトやブログみたいに、どんどん新しい記事が追加されるサイトは、とにかく新しい記事を早く見つけてもらうことが最優先。だから、トップページやカテゴリページに「新着記事」のリストを置くのがすごく重要になる。
これ、やりすぎると失敗する
ただ、この「リンクのコントロール」も、やりすぎると逆効果になるから注意が必要。
昔、「ページランク・スカルプティング」っていうテクニックが流行ったことがあるんだよね。 これは、`rel="nofollow"`っていうのを特定の内部リンクにつけて、「このリンクには評価(ページランク)を渡さないぞ!その分、他のリンクに評価を集中させるんだ!」っていう考え方。
でも、Googleはとっくにこの仕組みを見抜いてて、今は`nofollow`をつけたリンクの分の評価は、他のリンクに再分配されるんじゃなくて、 просто消えてなくなるだけ、って言われてる。 つまり、良かれと思ってやったことが、ただの評価の無駄遣いになってた、っていうオチ。悲しいよね。😂
だから、今は変に小細工しようとせず、「ユーザーにとって役立つリンクかどうか」を基準に考えるのが一番安全だし、結果的にSEOにも繋がるんだと思う。
よくある間違いと、その考え方
最後に、このテーマでよくある間違いをいくつか…。自分も昔はやっちゃってたな、なんて思いながら。😅
- 間違い:「サイトマップを送信すればOKでしょ?」
考え方:サイトマップはあくまで「推薦リスト」みたいなもの。 Googlebotは見てくれるけど、絶対じゃない。実際にサイトの中を巡回するための「道路」は、やっぱり内部リンク。両方あって初めて効果が出る感じ。 - 間違い:「とにかくたくさんリンクを貼ればいいんでしょ?」
考え方:量より質。関係ないページにまでリンクを貼りまくると、ページのテーマがぼやけちゃう。 ユーザーも混乱するし、Googlebotも「このページ、結局何が言いたいの?」ってなっちゃう。 - 間違い:「とりあえず『こちら』っていうテキストでリンクしとこ」
考え方:アンカーテキスト(リンクの文字)は、リンク先のページがどんな内容なのかを伝える大事なヒント。 「詳しくはこちら」じゃなくて、「〇〇の料金プランについて」みたいに、具体的に書いてあげるのが親切。
結局のところ、Googlebotのために…って考えるんだけど、巡り巡って「ユーザーにとって分かりやすいか、使いやすいか」っていう視点が一番大事なんだろうな、って最近思う。🤔
みんなのサイトって、どんな構造?フラット?それとも、なんかすごい深くなっちゃってる?よかったら、どこかで教えてくださいな。
