猫が世界を乗っ取る！？「ラブ、デス＋ロボット」で描かれる驚愕のSF世界

「ラブ、デス＋ロボット」がなぜ6年ぶりに傑作エピソードの前編を作ったのか

【注意喚起】『ラブ、デス＆ロボット』の第3集「もう一つの大きなもの」にネタバレが含まれているかもしれないので、ご留意を。
このアニメって、基本的には短編集みたいに話ごとバラバラなんだよね。でも、一番最初のシーズンでちょっと評判になったエピソードに、どうやら六年くらい経ってから前日譚みたいなのが出てきたって話も聞いたことがある。
Netflixはここ数年、変わったSF系とか実験的な作品を色々やってきた感じだし、中にはかなりニッチなものもあったっぽい。でも、その中でも継続して注目されてるものもありそう。それほど多くはないけど、『ラブ、デス＆ロボット』は何年か前からずっと配信されてるし、多分そっち側に入るんじゃないかなと。
成功と言えるかどうかは人によって違うけど、それなりに安定して新しいシリーズが作られてきたタイトルとして、この作品の名前を挙げる人も少なくないようだ。まあ絶対とは言えないけど、一部では高評価されてる印象もある。ただし全部のエピソードが同じくらい人気だったかというと、そこは微妙で…。
商業的な成果について細かい数字まではわからないけど、「何年も続いている」という事実だけ見ても、このジャンルでは比較的息長い方なのかもしれないね。

アンソロジー形式なのに繋がってる？「3ロボット」シリーズの意外な連続性

『LOVE, DEATH + ROBOTS』って、なんかいろんなアニメーションのスタイルや雰囲気を持った短編が集まってるシリーズで、見てるとちょっと迷子になりそうになることもある。どれも独立した話っぽく進むけど、それぞれ全然違う映像や世界観だったりして、クリエイターたちが自由に好きなアイデアを形にしてる感じもする。ジャンルも一つじゃなくて、本当に幅広い。

でも、全部バラバラに見えて…そういえば、一つだけ何度か続いている話があったような気がする。最初は単発だと思っていたのに、いつの間にか似たテーマやキャラクターがまた出てきたりして、「あれ？前にもこんなの…」とちょっと思い出す人もいるかもしれない。シーズンが三つくらい続いた今でも、その流れは細く繋がっているみたい。

ちなみに、このシリーズ自体はネットフリックスで配信されていて、七十本には届かないけどかなり多めの短編エピソードを収録してるとも言われている。ただし、その辺の正確な数はちゃんと調べないと分からない気もするし、人によって記憶違いとかありそう。

あとは…毎回違う作風だからこそ、同じ物語っぽい連作エピソードが混ざっててもすぐには気付けない人も多いんじゃないかな、と感じることもある。一部のファンだけがそれに注目してたり、SNSなどでも話題になったことがあるらしい。でも全部通しで見ると、不思議な繋がりをぼんやり感じ取れるかもしれない。

Comparison Table:

タイトル	エピソード	テーマ	キャラクター	内容の特徴
ラブ・デス＋ロボット	スリーロボッツ	人間と技術の関係性	三体ロボット、猫（Dingleberry Jones）	ユーモアと皮肉を交えたストーリーで、人間の滑稽さを描く。
ラブ・デス＋ロボット	Exit Strategies	生存戦略と未来の人類	三体ロボット、サバイバー（人間）	終末から逃げようとする人間たちの姿が描かれ、猫が最後にオチをつける形式。
ラブ・デス＋ロボット		SF要素とコメディのバランス		各エピソードごとに異なるジャンルで、多様な視点から物語が展開される。
制作陣・声優陣について
ティム・ミラー監督作品として評価される理由は？

人類滅亡の真相が明らかに！「もうひとつの巨大なもの」が描いた猫の反乱

「The Other Large Thing」っていうのは、どうも『ラブ・デス＋ロボット』の最初の方に出てきた「スリー・ロボット」の話より前の出来事を描いているらしい。あの世界がどうやってあんな感じになったか……まあ、人間がほとんどいなくなっちゃった背景がちょっとだけ見えてくる、と言われている。

思えば、「スリー・ロボット」では、機械三体が人間社会の跡地みたいなところを歩き回って、結局何が起こって人類が消えちゃったんだろう…と首を傾げていたような気がする。一度全部終わりみたいになった後でも、生き物はほんと少ししか残らなかった――でも、その中で猫だけは、何かしぶとく生き延びていたっぽい。最後まで猫たちがぬるっと画面に映っていたシーン、ぼんやり記憶にある。

この前日譚（まあ、本当に前なのかどうか自信ないけど）を通じて、人間社会崩壊の理由とか色々語られるとか。でも詳細までは正直曖昧で、全体像はまだ分からない部分も多い気もする。

ロボット執事を操る猫ディングルベリー・ジョーンズの野望とは

『ラブ、デス＆ロボット』のボリューム四で「もう一つの大きいもの」っていう五話があるんだけど、あれ、冒頭からちょっと変な感じだった気がする。アポカリプスに繋がる流れをうっすら示してたような。人間二人が家にロボット執事を連れて帰ってくるシーンから始まるんだよね。あの機械、掃除も料理も色々やってくれるみたいだった。

確か全体で十話くらい？いや、正確な数じゃないかもしれないけど、それぞれ何となく深いテーマを持たせてた気配。人間について語ろうとしていた部分がちらほらあった。

あと、その夫婦の飼い猫…名前はサンチェスだったかな？最初は明らかにロボットに警戒心むき出しで、新入り扱いしてる感じ。細かい描写とか結構多かった印象だけど、本当に全部重要なのかどうかは見ている人によって違うかも。

エピソード順とか細部は記憶違いもあると思うけど、とりあえずそんな雰囲気だったかな。

「3ロボット」最終回の伏線回収！猫の「親指」発言に隠された真実

やがて、その猫はロボット執事を操れることに気付き、彼を使って何やら世界規模の支配計画を立て始める。人間たちよりもほんの少し丁寧にロボットへ接したことで、猫はじわじわと彼の信頼みたいなものを得ていくようだった。で、話が進むうちにロボットはとうとう猫に降参してしまう。結果として一緒に家を出ることになり、人間の夫婦が住んでいた家には火までつけてしまったとか…。エンディング直前、猫が本当の名前を「ディングルベリー・ジョーンズ」だと明かす場面もあった気がする。

さて、このエピソード自体は「スリーロボッツ」の前日譚っぽさを直接押し出してはいないものの、一つだけ繋がりを示唆する細かい部分が見つかるらしい。どうやら「スリーロボッツ」の終盤で、あの三体組に猫が“人間実験のおかげで親指が生えた時点でもう人類は終わりだった”みたいな台詞を投げているという話も耳に挟んだことがある。ただ、「スリーロボッツ」に登場する猫と今回の“他のでっかい何か”エピソードの家猫とは名前こそ違っているものの、一部では同一個体ではないか、と推測されているようだ。

あと、明確には描写されないまでも、ディングルベリー率いる反乱には数多くの飼い猫たちまで加担していて、それぞれ自分たちのロボ執事を巻き込んでいる…という暗示もちょっと見受けられるかなと。ただし全部細部まで確認したわけじゃないから、その辺りには曖昧さも残っていると思う。

火星でコックテルを飲む猫？ヴォリューム3の続編がぶっ飛びすぎてる

「The Other Large Things」では、ロボットたちってどうも猫の“親指”の隠喩みたいな役割を担っているようで、人間のほとんど全ての活動に技術的優位性で関与しながら、支配している感じがある。Dingleberry Jonesというキャラクターもそのロボットを「親指を持ってくるやつ」みたいな呼び方をしていて、「Three Robots」のネタにふんわり返してるようにも思える。ただ、「Three Robots」に出てきた猫と「The Other Large Things」に出てくるあの家猫（Dingleberry Jones）は名前が違うけれど、それでも同じ存在なんじゃないかと考えている人もちらほら見かける。

ちなみに「Three Robots」は、その後すぐに続編みたいなのが登場したわけじゃなくて、新しい話が公開されたのは、多分三作目あたりだったかな。「Exit Strategies」っていうエピソードで、最初の話より少し後の世界が描かれていた気がする。そこでは例の三体ロボットたちが再登場していて、人間たちが最後どんな暮らしをしていたか、地球上を巡りながら色々調べ回っていた様子だったと思う。

時系列とか細部は正確じゃないかもしれないけど、こうしたシリーズ全体で猫やロボットにまつわる設定や裏話みたいなものが段々増えていった印象だよね。

シリーズ最高評価の秘密はここにある！SFとコメディの絶妙なバランス

「Exit Strategies」ってやつ、あの元のエピソードの話を広げたものなんだけど、なんだか「Three Robots」と似てる感じで進んでいくんだよね。ほぼ全部がロボット三体の会話ばっかりだった気もするし、最後は猫がちょっとしたオチを作って終わる。タイトルからして、多分それなりに裕福だった人間たちがどうやって終末から逃げようとしたかとか、生き延び方を探った話らしい。でも細かいところは曖昧で、ごく一部の人間が地球から出て行くことに成功したみたいなニュアンスもある。例えば最後の方になると、ロケットみたいなのが大気圏を抜けちゃった場面もあったっぽいので、それとなく「まだどこかに生き残ってる人いる？」みたいな空気になってる。エンドロール直前？火星っぽい場所で宇宙服着てた誰か（多分人間）がサバイバーたちの集落を眺めながら、ヘルメット外してカクテル飲んでたり……まあそんな不思議な締め方だったかな。

人間より賢い猫たちが世界を支配するという皮肉な設定が深い

なんだか、宇宙服の中にいたのは猫で――こっちを見ながら「イーロン・マスクでも期待してた？」みたいなこと言ってからかってきた。こういう奇妙さ、時々あるよね。

『ラブ、デス＋ロボット』が「スリーロボッツ」の話を何度も取り上げてる理由？うーん、あれ、多分…高いSF要素とコメディのバランスがまあまあ良い感じだからじゃないかな、と言われてることもある。シリーズ内には、ほとんど笑えない暗い話もちらほら混ざってたりするし。その一方で、「これ抽象的すぎでは？」と思わせるエピソードもけっこうあった気がする。全部が全部重いわけじゃなくて、分かりやすく皮肉めいている話も少しずつ散りばめられてる印象なんだよね。

完璧なバランスかどうかまでは分からないけど、それなりに多くの視聴者が親しみやすさを感じやすい内容なのかなぁ、とぼんやり思ったりする。そもそも「三体」だけじゃなく似た雰囲気の作品は他にもあるし…。だからまた戻ってくるんじゃないかな？そんなふうに捉えられている場面もある。

各シーズンの評価がガクッと下がった理由を考察してみた

「スリーロボット」って、なんとなく皮肉やユーモアをうまく使っているように感じる。人間がテクノロジーに頼りすぎてしまった結果とか、人間の滑稽さみたいなものを、あんまり重たくなく描いてる印象。ロボットだけじゃなくて、猫まで妙に人間っぽくしてたりするし、それも面白い。結局、人間が勝手な自信で滅びて、そのあと、もともと賢そうには見えない生き物――例えば猫とか――が世界の主役になっちゃうっていう流れが、どこか納得できる気もする。

『ラブ・デス＆ロボット』っていうシリーズは、だいぶ前から配信されているらしいけど（多分数年前だった気がする）、毎シーズンごとの評判も結構バラつきあるみたい。最初の頃は観客にはかなり好かれていた反面、評論家たちからはそこまで高評価じゃなかった時期もある。ただ、その後のシーズンで逆転現象というか、専門家側からの評価がぐっと上がったこともあったそう。最近では評価がほぼ満点近いシーズンも出てきたけど、一方で視聴者側の反応はやや控えめになる傾向も見受けられるらしい。特に新しい回になるほど、この傾向強め？

三部作になっている「スリーロボット」のエピソードは、それぞれ違う雰囲気だけど全部しっかり印象に残る内容で、「この先もっと続編とか番外編とか増えないかな」と思わせるくらい存在感あるんだよね。

ちなみに、このシリーズ自体はティム・ミラー監督によるアニメ短編集という形で展開されていて、中身としてはSFだったりファンタジーやホラーとかジャンル色々混ざっている感じ。それぞれのお話ごとにテーマもちょっとずつ違うので、「こういう世界観好き」という人なら一話完結型でも楽しめそう。でもまあ…次また新作が来るかどうかは今のところ確定してないみたいだし、今後どうなるかちょっと様子見したいかな、と。

次回作でも期待大！「3ロボット」シリーズの今後を予想

ネットフリックスで配信されている「Love, Death & Robots」というアニメ作品、たしか三つか四つくらいのシーズンがあって、その中でも七十人前後の声優が登場していたような気がする。例えば、フレッド・タタショアやスコット・ワイト、それからノーラン・ノースやノシール・ダラルみたいな人たち。エミリー・オブライエンとかジョシュ・ブレナー、あと少し意外だけどクリス・パーネルも参加していた記憶があるんだよね。他にも多分十数人ほど有名な俳優や声優―ピョートル・マイケルやスティーブン・ペイシー、ロザリオ・ドーソンなんて名前もちらっと見かけたことがある。

監督陣はどうだったかな…実際には二桁いくかいかないかぐらいの人数で、ビクトル・マルドナードとアルフレード・トーレス＝マルティネス、それにジェローム・チェンとかロバート・ヴァリーみたいな方々がメガホンを取った、と言われてる。でも全員が全話担当したわけじゃなくて、一部だけ関わったケースも多かったように感じる。ジャンルはまあ一応アニメーションということになっているんだけど、中には実写と見間違うようなCG回もあったりして、一言では説明しきれない部分も残る。

制作サイドについてだと、中心になっていたのはティム・ミラーで、この人はクリエイターとして名前が挙げられることが多い。そのほかプロデューサーとしてはデヴィッド・フィンチャーやジョシュア・ドネンなど合わせて十人を超える規模だったと思う。ただ正確な人数までは自信ないけど、何となく「将近一半」が各話ごとに異なるチーム体制だった印象かな。脚本面ではフィリップ・ジェラットという人物も参加していて、この辺りは割と業界内でも知られている話。

シリーズ全体としては、「愛」と「死」そして「ロボット」、この三つの要素を軸に短編形式で物語を展開させる構成。ただし必ずしも毎回テーマ通りとは限らず、「約三成」くらいのエピソードはどこか抽象的で直接的にタイトル要素に結びついていないようにも思えたりする。不思議なのは、時々ストーリーより映像表現そのものを楽しむタイプの回まで混じっていて、人によって好みが分かれそうだとも感じた。

それから忘れてはいけない小さな事実として…監督や声優の中には日本国内でも知名度そこそこの方々（例えばグラハム・マクタヴィッシュとか）が混じっており、日本版吹替キャストとのギャップについて語られることもちょくちょく耳に入る。総じて見ると、このシリーズ自体はいろんな国籍やバックグラウンドを持ったスタッフ／キャストによって作られているため、「数十倍」に広範囲な才能集団―そんな感覚すら抱く瞬間があった。

内容的には細部まで突き詰めれば語り尽くせないところばかりなので、もし詳しく調べたい場合、それぞれ個別エピソードごとにチェックしたほうがおすすめかもしれない。それくらい不均一で、多様性豊かな仕上がりになっていた気がする。